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環境への取り組み│紙のリサイクル│古紙利用の拡大に向けて
毎年どれくらいの古紙が使われているのでしょうか?
王子製紙グループの2008年度の古紙使用量は約466万トン、これは日本全体の古紙使用量の28%にあたり、国内最大です。また、2008年度の古紙利用率は61.5%で、2010年までに古紙利用率を62%にすることを目標としています。
王子製紙グループの古紙利用量
主な古紙利用製品にはどんなものがあるでしょうか?
紙のリサイクルは、戦後まもなく段ボールや板紙の分野で始まりました。新聞古紙からインクを取り除いてリサイクルする取り組みは、1958年に富士工場が国内で初めて日産50トンの設備を導入したのが始まりです。
(1)板紙
板紙は段ボールと板紙に大別されます。段ボールでは表面のライナー紙以外は古紙だけで作るのが一般的です。また、お菓子の箱などに使われる白板紙も、多層になっているのが特徴です。5層から多い場合には9層のパルプシートを重ねて抄きます。それぞれの層には図のように違う種類の古紙パルプを使用し、製造時の環境負荷低減や古紙の有効利用に繋げています。
1層目・・・白色度の高い 脱墨(DIP)古紙パルプ (上質系・牛乳パック)
2層目・・・脱墨(DIP)古紙パルプ (新聞・雑誌)
3・4層目・・・脱墨をしていない古紙パルプ (雑誌)
5層目・・・脱墨をしていない古紙パルプ (精選)(雑誌)
白板紙    
(2)印刷用紙
紙や新聞用紙に比べ、品質等の問題から古紙利用が難しい印刷用紙でも古紙利用を進めています。再生紙の製造技術向上のため、古紙パルプ100%のグリーン100シリーズもA2塗工紙から上質紙まで幅広く品揃えしております。
古紙利用拡大に向けた技術的な取り組み
(1)雑誌古紙の用途の拡大
古紙利用量拡大のため、これまで主として板紙の中層用に利用されていた雑誌古紙を、印刷用紙やコピー用紙に使うための技術を開発しました。雑誌古紙を利用する際に最大の課題であった異物(粘着物、プラスチック類)の増加を抑え、古紙利用量の拡大につなげています。
古紙原料の違いによる異物
※新聞を100とする
(2)未利用古紙の使用「機密古紙のリサイクル」
王子板紙(株)江戸川工場では、企業、官公庁が廃棄する機密書類を回収してリサイクルする「王子コドレス」(=Oji Confidential Documents Recycle System)を2006年10月から開始しました。従来、紙以外の異物が多く焼却処分していた書類等を、分別せず、段ボール箱も未開封のまま再生処理できるようになりました。
江戸川工場の機密古紙処理
「機密書類リサイクル」の流れ
1)まずは会員登録を! (2)「コドレスボックス」(処理専用箱)をご購入ください (3)オフィスから機密書類が発生したら
(4)回収の依頼をしてください (5)専用車両にて回収 (6)王子板紙江戸川工場にて再生処理
(7-1)パッケージの板紙等に再生 (7-2)再生処理後、溶解証明書を発行
 
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