| 森林は木材繊維だけでなく、バイオマス燃料も供給しています。 |
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| クラフトパルプ (注2)の場合、紙になる繊維は木材の半分だけです。その他のリグニン(注3)やヘミセルロース (注4)などは、蒸解プロセスで黒液(黒い植物性廃液)(注5)として木材から分離され、バイオマス燃料として使用しています。木材を紙の繊維原料にすると同時に、バイオマス燃料としても最大限に有効利用していることが、製紙会社の特徴です。 |
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| (注2) |
クラフトパルプ |
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水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)と硫化ナトリウムを使い、圧力をかけて約160℃に加熱することで、木材チップからリグニンなどを溶かし出して繊維をバラバラにする方法で生産されるパルプ。 |
| (注3および注4) |
リグニン、ヘミセルロース |
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木材の主な化学成分はセルロース、ヘミセルロースおよびリグニンである。木材の約半分を占めるセルロースは主に繊維という形を作っていて、紙に利用される。残りのヘミセルロースとリグニンは繊維と繊維を接着したり隙間を充填したりしている。 |
| (注5) |
黒液(黒い植物性廃液) |
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木材チップからパルプを生産する工程(クラフトパルプ化法)で、木材チップの中の木材繊維をパルプとして取り出した後の、黒い植物性廃液のこと。リグニンやヘミセルロースなどが主成分であり、蒸解薬品を含む。 |
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| 省エネルギー対策や非化石エネルギーへの転換により、地球温暖化防止に貢献しています。 |
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| 王子製紙グループは、高効率設備の導入、排熱回収などによる省エネルギー対策および非化石エネルギーへの転換により、地球温暖化問題に対応しています。具体的には、黒液(黒い植物性廃液)・木屑といった再生可能なバイオマス燃料や、RPF(注6)・廃タイヤなどの廃棄物燃料の利用を拡大して化石燃料由来のCO2の排出抑制に取り組んでいます。このことは化石エネルギーの使用量削減も可能にしています。 |
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| (注6) |
RPF |
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ごみ固形化燃料の一種で、紙ごみと廃プラスチックから作った固形燃料。廃プラスチックや再生困難な紙ごみ(古紙)のサーマルリサイクルとして注目されています。 |
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| 古紙と環境に配慮した木材パルプは、どちらも同じように環境にやさしい原料です。 |
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| 「持続可能な森林経営」による森林資源から生産する木材パルプも、古紙と同様に環境にやさしい紙の原料です。
王子製紙グループでは、古紙はできるだけ回収し、その利用にあたっては古紙のグレードを考え、再生紙をつくる際に、品質の高い順番に再生することが効率的な方法だと考えています。個々の紙の古紙配合率の高低を評価するのではなく、王子製紙グループ全体としての、環境に配慮した製紙原料の調達に対する取り組みを、評価していただきたいと考えます。 |
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