王子製紙グループの海外植林は、紙の原料である木材を安定的に確保するための産業植林です。わたし達の方針は、持続可能な森林経営により育成される資源を調達する「森のリサイクル」ですが、その取り組みのなかで最も力を入れているのが海外植林です。
王子製紙グループは「自分で使うものは自分で植える」と考えており、明治時代から木材原料の確保のため国内社有林を保有しはじめ、戦後は積極的に植林を実施しました。その後、紙の消費量の増大、経済性の問題から木材原料を海外から輸入しはじめ、徐々にその比率を延ばしてきました。1970年代から原料の安定確保の目的で海外植林を開始し、1990年代には本格的に取り組み、植林面積を2010年度までに20万haに拡大するという目標を掲げてきました。2005年度に将来の事業展開や循環型企業としての木材原料確保の観点から、2010年までの目標を30万ha(淡路島の約5倍の面積に相当)に拡大して取り組んでいます。 |