仕事を知る

Know the job

紙を作る工程には、様々な仕事があります。
一人一人が活躍できるフィールドが広がっています。

機械オペレーター職

01. Machine Operator Jobs

機械オペレーター職

パルプ

パルプは、木材チップや古紙から取り出した繊維です。代表的なパルプであるKP(クラフトパルプ)は、チップを蒸解釜で薬液と共に煮込み、繊維を解きほぐして作られます。繊維以外の部分はエネルギーや薬品として使用されます。パルプ製造工程では機械の監視や調整を行い、工程や品質の変化に気づく確かな目とチームワークを大切に、紙の原料となる高品質なパルプを生産していきます。

  • パルプ
  • パルプ

抄造

パルプを原料として紙を作り出す抄紙機の操作や調整を行います。機械の動作原理や紙の製造工程を学ぶことができるので、プラントエンジニアとしてのスキルを習得し、向上させることができます。チームワークを重視しながら働くことで、お互いの能力を引き出し合い、お客様に製品を安定供給することができ、やりがいや達成感を感じることができる仕事です。

  • 抄造
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設備保全・メンテナンス職

02. Facility Maintenance Job

設備保全・メンテナンス職

設備管理

機械のお医者さんとして、日々の見回り点検を通じて設備に異常がないかを確認する健康管理を行い、異常があった際には適切な治療を行うことで、生産性向上や品質確保に貢献しています。設備トラブル発生時は、他部署と協力して問題解決策を検討し、改善を行う事で自己成長や技術力の向上を図り、やりがいを感じながら仕事に取り組む事が出来ます。

  • 設備管理
  • 設備管理

電気計装

プラント設備の動力源である電気の安定供給に加え、プラントの運転状態を把握する計器や自動制御装置を扱います。電気機器を常に正常に保つよう日々メンテナンスを行うことで、スムーズな工場運営や問題解決に取り組んでいます。さらに、新しいプロジェクトや最新の技術導入を通じて幅広い業務に取り組みながら、エンジニアとしての能力を高めることができる仕事です。

  • 電気計装
  • 電気計装
動力・汽力

03. Power/Steam

動力・汽力

動力・汽力

紙・パルプの生産に必要なエネルギーである熱(蒸気)と電気は、主にボイラー・タービンの火力発電設備が生み出し、動力・汽力部門ではそれらの運転と保全を担っています。運転では、生産に合わせて電力や燃料構成などの条件を調整して、最適な設備運用に努めます。保全では、日々の整備や大修理、法定定期点検、設備設計・施工のプラントエンジニアリングなど、幅広い経験を積むことができます。

  • 動力・汽力
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品質管理

04. Quality Management

品質管理

研究技術

紙の品質管理から品質異常時の原因調査や対策検討など幅広い業務があります。原燃料価格が高騰している現在、製造コストを極力維持するために薬品種類や処方の見直しを行ったり、お客様の要望に応じて環境負荷の低い新製品の開発も行っています。幅広い知識の習得や経験を積むことで、社内外からの信頼を得て活躍できる職場です。

  • 研究技術
  • 研究技術